mie's trash box

要らないものは捨てましょう。

妥協点

どこまで妥協できたら大人なんだろう

 

これと決めた途端に道を外せなくなる性分

 

道は一本道で抜け道などない

分岐点はなかなか訪れない

 

自分で作ればいいとか言う綺麗事

自分の振り返った先に道が出来てるとか笑っちゃう話

 

そもそも道は真っ直ぐじゃない

 

譲っちゃえば楽だけど一歩も譲りたくない

 

青二才的思考力

 

妥協を決めた時、弱くなる気がする

 

やる前から自分でできる範囲を決めてしまうのはやる気がないんだと思ってしまう

思考を停止した人間に興味はないし、やってみなきゃ分からないという精神だけは大事にしたい

自分で自分の許容範囲を決めたくない

じゃなきゃできることはもっと狭い世界になる

 

でもどうしても諦めなきゃいけない時が出てきたらどこか妥協しなきゃいけない

するならギリギリのラインがいい

 

例えば自分の話をしよう

 

よく新しいことを始めたがる

飽き性なのかもしれないし名も無き古き良き伝統が嫌いだからかもしれない

私はよく"思いついちゃうんだから仕方がない"と言って周りを困らせた

それでも曲げずに曲げられずに強行突破した

本当、迷惑な話

 

一度だけ妥協をした

最近の話

妥協というか全てを捨ててしまった

要らなくなったわけじゃない

突き通したかった

結果論的に出来なかったのだけれど

突き通せなかった

理想を掲げ続けた結果である

結局現実派が多数派なんだと思った

 

人の熱量は他人には測れない

 

やる気ないならやめてくれ

 

言いたくて言えなかった言葉が喉に詰まって窒息するかと思い出すたび思う

 

肩書き重視の社会に吐き気がした

学生のうちからそんなことばっかりで退屈な人だと思った

 

私の性格上、啖呵を切ってやめてしまった

 

やっぱり自分を曲げられなかった

曲げてまですることじゃないし私を殺すことは不利益だと思った

 

先を見据えられない低脳

 

その後私を信頼した仲間がみんなやめてしまったと知った

主メンバーが全員辞めた

組織内の半分がいなくなった

私の責任は学生の身分で大学内の事柄であろうと重かったんだと思った反面、今更どうでもいいと思っている

 

仕方がないと思う部分もある

出来ないことだってある

それは分かる

その話をしているんじゃない

 

肩書き欲しさのために経験するのと

馬鹿みたいな理想論に期待して試行錯誤するのは全く違うものだと言っているのに全然理解が得られない

見た目は一緒でも密度が違う

新しい創造に効率を求め出したら、その末路は二番煎じしかない

 

あの構想はあの時間は

当日本番、確実に私のものだった

誰よりも私が好きな空間だったのに

子どもみたいな駄々をこねても仕方ない

 

信念信仰は簡単に曲げられない

本質は変わらない

 

妥協じゃなかったと思いたい

 

後悔はしてない

 

私だって傷を自らつけたくない

もう十分な喪失感をご馳走してもらった

 

うらやましいとは思わない

 

まだまだ尖っていたい

体力を使う

 

人の信用にはいつも感謝しかない

いつまでも大切にしたい

 

 

[追記]

今年の秋は何にもすることがなくなっちゃって4連休ができるから何処か旅行に行きたい。何処に行こうと考えてるのが最近の楽しみでもあり哀しさでもあるかもしれない。

 

[追記181009]

この話を私とずっと仲良くしてくれている友人に話したところ一緒に旅行することになった。こういうのが途切れないように日々努力と反省をしていかないといけないなあと思った。