mie's trash box

要らないものは捨てましょう。

セプテンバー

9月になってしまった。

夏が終わってしまう。

もう蝉の鳴き声も聞こえない。

夜には鈴虫やら何やら声が聞こえる。

季節が変わる。

やっぱり、夏は私を置いて行った。

夏さえも、私を独りにした。

なんて、大袈裟な。

 

でも、秋は好きだ。

ちょうど良い季節だと思う。

 

あなたに会いたい、と言いたくなる。

 誰かは分からないけど。

 

不安で仕方がない。どうしようもなく。

そんな夜がある。

月明かりが帰り道を照らす。

大丈夫だと言ってる、そんな訳ない。

どちらかというと、そのままでいいと言っているような。

眠れないなら、そのままで。

 

忘れようとしたあの感情は何処へ行ったんだろうか。

消えてしまったんだろうか。

忘れてしまったのだろうか。

その感情は一体何だったのだろうか。

 

 旅に出ても

爪の色を変えても

ピアスを開けても

髪を切っても

本質的には何も変わらなかった。

最初からわかっていた。

変わると思っていた、というより

変わってほしいと願っていた。

私自身は変わらないけど、

新しい考え方をするようになったかもしれない。

 

欲しいものは貪欲に欲しいと言おう。

自分の中で諦めて消化する前に口に出してみよう。

無駄がきらいなのは重々承知。

有意義に時間を過ごしたい。

スマートに行動したい。

全くその通りだ。

でもあなたが言うには途中で言いかけて自分の中で自信を無くして"なんでもない"と言うのは良くないらしい。

私の悪い癖。

よく知ってる。

少しずつでも前進。後退。

間違ったら戻ればいい。それだけの話。

停滞が堕落を導いてくれる。

 

誰もいなくても生きていける

なんて嘘。

いつかどこかで歩けなくなる。

そんな未来が見える今。

どうしようもない。

どうしようもないときは正直に自分の非を認めて逃げよう。

どこでもいい。

全部やめてしまえばいい。

中途半端は良くない。

例えばやめるやめるって挨拶するかのように言う上司部下同輩。

あなたが辞めたいと思ってることをやってる人たちの前で言うのは甚だ失礼だと思う。

やる気ないならやめてくれ息してるだけでうるさいし

そんな歌を聴いていた。

 

 

もうすぐ9月が終わる。冬はすぐそこ。